大阪成蹊短期大学 令和元年度 卒業生へのメッセージ

大阪成蹊短期大学 令和元年度 卒業生へのメッセージ

  春の雨は、芽吹いたばかりの木々の若葉をいたわるように、柔らかに降り注ぐ優しさを感じる季節となりました。
大阪成蹊短期大学を卒業される 生活デザイン学科49名、調理・製菓学科118名、栄養学科83名、幼児教育学科287名、観光学科99名、グローバル・コミュニケーション学科32名、経営会計学科56名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 本来は、お世話をいただいた先生、御来賓の参列のもと、盛大な卒業式を行いたいところですが、今回の新型コロナウィルスの感染を未然に防ぐため、やむなく式を中止しました。皆さんのご理解をお願いします。私たち教職員は、たとえ式はなくても、皆さんの卒業を祝い、社会人として旅立つ皆さんを最大限に応援する気持ちに、まったく変わりはありません。立派に旅立つ皆さんを、心からお祝いいたします。
  さて、皆さんが本学で学んだ2年間は、人生の長さから見るとたいへん短い期間であったかもしれません。しかし、期間は短くても、皆さんは本学で多くの知識や技術を学び、人間力を身に付け、大きく成長されたと思います。加えて、皆さんは社会人として、これからも成長を続けなければなりません。社会人としての成長には、自分の能力と資質を更に高め、自分の職務を円滑に遂行できる力を養うことが必要となります。社会に出て活躍する中で、皆さんには度々成長しなければならない場面に出会うでしょう。卒業にあたって、これから仕事や事業で成功するには、三つの峠があることを紹介します。
  一つ目の峠は、職場に適応できるかという峠です。最初に仕事に就くとき、あるいは事業を起こすとき、「初めて」の戸惑いを克服し、周囲の人と調和のとれた関係性を構築するまでが最初の峠です。
  二つ目の峠は、甘えを克服し、仕事に「やりがい」を感じられるよう努力できるかという峠です。仕事に慣れ、周囲との人間関係も出来上がったとき、人は甘えが生じるものです。すべてが順調に進んでくると、人は安易な考えや行動に流れる傾向があります。企業や組織では、中堅になれば更に難しい仕事が与えられます。その時、甘えを捨て、その役割を果たせるかどうかが重要です。成功すれば、きっと仕事に「やりがい」を感じるでしょう。
  三つ目の峠は、生涯の仕事と思い、仕事に「生きがい」を感じられるよう努力できるかという峠です。仕事で頼られると、更に仕事が集中します。そして、仕事ができると「やりがい」が増えます。それが重なると、「やりがい」は自然と「生きがい」になるでしょう。この「生きがい」となれるかどうかが、最後の峠です。
  三つの峠を超えれば、その仕事が自分の生き方となり、そのとき成功者になるのです。 卒業の後、これからも皆さんが成長され、峠を越えて成功されることを期待しています。船出にあたって、旅立たれる皆さんのご多幸を心からお祈りしています。
令和2年3月22日
大阪成蹊短期大学 学長 紺野 昇

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