若者が豊橋市をよくするための政策を提案し事業化を目指す「豊橋わかば議会」の政策提案発表会が2023年11月13日(月)の夜、豊橋市公会堂で行われました。
豊橋市に在住・在学・在勤する15～25歳の若者２０名で構成される「豊橋わかば議会」では、これまで約半年間の議論を重ねてきました。２０２３年度は、議論の結果、6つの政策についてプレゼンテーションが行われ、本学短期大学部キャリアプランニング科の学生二人も、それぞれのグループのメンバーとして発表しました。
一人目の本学学生のチームでは、市民への情報の発信を一元化し、必要としている市民にリアルタイムで届ける方法について提案。LINEアプリを活用し、災害時や市役所の窓口利用の混雑の緩和などにも有効であると訴えました。
もう一人の本学学生のチームでは、若者目線による就職支援イベントを提案。若者が市内の企業に興味をもって就職するにはどうしたらいいかを考え、方法やしくみを提案しました。
講評で浅井由崇豊橋市長は、「我々が気付かないところに着眼してくれた。みなさんの今後に大いに期待したい」と話しました。
各提案は、市で内容を精査したうえで、予算化を決めていくそうです。

【豊橋わかば議会とは】
豊橋わかば議会は、「私たちが住む豊橋をもっとすてきなまちにしたい！」豊橋の未来を担う若者たちの夢や思いをまちづくりに生かすため、令和２年度に「豊橋わかば議会」をスタートしました。本学からは、毎年、若者委員を送り出しています。
わかば議会は、「若者委員」が豊橋をより良くするためのアイデアを出し合い、ワークショップを通して議論を重ね、事業として市に提案する取り組みです。
豊橋市に在住・在学・在勤する 15～25歳の若者20名で構成されます(中学生を除く)。豊橋をより魅力的なまちにしたいという熱意を持って応募した若者の中から選ばれます。

若者委員の任期：5月～来年3月
会議の回数：年14回程度開催
会議の開催時間：基本的には平日夜間(19～21時)に行います。
場合によっては休日に開催することもあります。
会議の実施場所：豊橋市役所東館13階講堂など、豊橋市内の会場で行います。