8月31日（土）「第3回作新リカレント講演会」が第3教育棟の教室にて作新学院大学女子短期大学部同窓会しもつき会主催によって開催されました。
　
作新リカレント講演会は、作新学院大学女子短期大学部卒業生や保育者として働いている人、幼児教育に関心のある人を対象とした、社会人の学びなおしプログラムです。「コミュニケーションの大切さ」をテーマに理解を深めることを目的としており、毎年度開催されています。今年度３回目を迎えた今回の講演会は、幼児教育科の卒業生や県内の保育園関係者、子育てに関心のある方など、幅広い世代の約50名が参加しました。
　
KANSAIこども研究所所長であり、日本笑い学会理事としても活躍されている原坂一郎 先生が、今回本学にて「いきいき笑顔でみんなイキイキ！～保育がうまくいくたった３つのルール～」というテーマで講演を行いました。原坂先生は、テレビのコメンテーターやラジオのパーソナリティ、新聞でのコラム連載、著書の出版など、こどもコンサルタントとして子育てに関するさまざまな研究・講演を通じて多方面でご活躍されています。
　
最初は少し表情が固かった参加者も、原坂先生による手遊びの実演に一緒に参加することで、すぐに表情が和みました。その後の講演では、笑いがもたらす７つの“いいこと”についてのお話があり、保育がうまくいく３つのルール、いい笑顔の作り方や子どもの笑顔（笑い）の５つの秘密についてもお教えいただきました。また、ホワイトボードに次々と絵を描きながら話を進めるという、ユニークな読み聞かせの実演も行われ、会場は笑いと笑顔に包まれた楽しい時間となりました。

盛況のうちに進められてきた「第3回作新リカレント講演会」の最後には、作新学院大学女子短期大学部同窓会しもつき会の鈴木和枝会長からのサプライズ企画として、原坂一郎先生の著書にサインをいただき、受講者へのプレゼントをかけたじゃんけん大会が行われました。その後、ご講演いただいた原坂一郎先生、ご参加いただいた皆様への感謝の言葉が述べられ、和やかな雰囲気で閉会となりました。