幼児教育科 では、地域のお子さま（主に0～3歳児）と保護者の方に子育て支援の場を提供するとともに、保育者を目指す学生が実践的な学びを深めることを目的として、子育て支援イベント「わいわいひろば」を運営しています。
　
　5月に開催された「模擬保育室の開放－子育てパパ・ママ座談会－」 では、保護者の方が子育てに関する悩みや思いを自由に語りあえるサークルトークを中心に活動を行いました。お子さまの名前の由来をきっかけに会話が始まり、成長のエピソードや子育ての工夫、悩みなど、リラックスした雰囲気の中で会話が弾み、交流が深まりました。学生たちは「保護者との対話係」「お子さまの見守り係」「記録係」など、それぞれの役割を担いながら活動に参加しました。
　
　今回のイベントは、幼児教育科の授業「子育て支援」（担当教員：坪井 真 教授／宍戸 良子 准教授／矢野 善教 准教授）の一環として実施されたものです。授業では、保護者のケアという観点から、保護者との相互理解や信頼関係の構築について学んできました。「わいわいひろば」での経験は、学生にとって保護者の生の声に触れる貴重な学びの機会となりました。