【授業紹介】[障害児保育Ⅰ] 

2024年07月29日

子ども学科2年生の「障害児保育Ⅰ」では、さまざまな障害のある子どもの特性についての理解と、支援方法を学んで来ました。今回の授業では、誰もが利用しやすい園内環境の検討の一環として「標準化」の概念を取り上げました。

まず、標準化のきっかけとなった1904年のボルチモア市の大火事の原因をスマートフォンを用いたクイズ形式で探り、続いてJIS(日本産業規格)について学びました。A4の紙やトイレットペーパー、駅の黄色い案内表示、リモコンを押した時の音など、身近にあるJISに教室では驚きの声があがっていました。

授業後半では保育用品や園内環境において標準化されているもの、そうでないもの、そうすべきものを検討したのち、子どもの育ちに合わせた環境構成の大切さや、事故のリスク等について考えました。最後はミニワークとして大学内を散策し、JISマークのあるもの、標準化されていそうなものの写真を撮ってオンライン上のクラスルームで共有しました。

2019/09/02以前の掲載記事については、各短大HPからご覧ください。