出張講義紹介「今治南高校」【地域探究】

2024年12月30日

出張講義紹介「今治南高校」【地域探究】

今治南高校1年生の「総合的な探究の時間」で、地域理解や課題発見、課題解決のための探究活動の導入部分の講義(4月23日、4月30日、5月7日、5月21日の各50分)を本学のいまばり博士(大成経凡先生)が務めました。

1回目は、今治南高校の由来を紐解く中で、前身の旧制越智中学校が四阪島製錬所の煙害補償で大正15(1926)年4月に創立した歴史背景をご紹介。
煙害が農作物に大きな被害をもたらしたことで、今治市・越智郡の自治体は住友側に対して農業学校の設置を求めたことから、今治南高校に園芸クリエイト科(旧農業科)があるのだそう。

その1期生の赤穂義夫氏(故人)が、同校同窓会「越南会」の会長を長く務め、広小路の植樹や唐子浜の赤灯台の移築保存などで地域振興に大きな足跡を残したことも紹介させていただきました。

最終回は〝日本最大の海事都市〟や〝サイクリストの聖地〟について話題提供し、生徒への質問時間も設けてテーマ探しにつなげる授業を行いました。

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20240521

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