10月21日（土）に行われた仁短祭で、卒業研究として取り組んでいる郷土料理を提案しました。

あいにくの空模様の中、お越しくださった皆様、ありがとうございました。

メニュー選びでは、事前アンケートを参考に、「葉ずし」を中心にした献立にしました。
丹南地区に伝わる金時豆入りのおすしで、お米は地元福井市のこしひかりです。

おすしを包む油桐の葉は、地元地域の方に案内していただき自分達で摘み取ったものです。
包み方などを丁寧に教えていただいたので、当日は手際よく包むことができました。

地域の方にお借りした押し型、こんなに大きな木枠は初めてで驚きました。
大工さんに仕立ててもらったものだそうです。

甘辛煮のぜんまいは、地域の方が保存食として乾燥させたものです。
乾燥ぜんまいを戻す作業は初めてで、ゆっくり時間をかけて柔らかく戻しました。

今後も、ご来場の皆さんからいただいたお言葉やアンケート、お世話になった地域の方から教わったことなどを参考に、卒業研究を進めていきたいと思います。