短期大学とは

短期大学は、学校教育法第1条に規定された2年制または3年制の大学を指します。 学校教育法第124条の専門学校とは違って、4年制大学と同じく定員数や定員に応じた教員数、校地面積、校舎面積、 図書館、蔵書数、体育館、グラウンドなど詳細に決められており、安心して学習できる環境が整えられています。 全国で現在、300校を超える短期大学がありますが、その95%が私立短期大学となっています。
それぞれの短期大学は、国が定めた認証評価機関による厳しいチェックによって、「法的に定められている教育環境等が保たれているか」など 一つ一つ検証され、教育の質が保証されています。それにより、各短期大学では質の高い教養教育と専門教育が行われ、 社会の第一線で活躍する人材の育成に努めています。

短期大学の特徴とは?

  • 2年間(医療系は3年間)で「学位」が取得できる学校教育法第1条に定められた短期の高等教育機関であること
  • 教育の質が保証され、教養教育と専門教育のバランスが取れたカリキュラムが実施されていること
  • 地域に根差した運営がなされ、自県内入学率が高く、地域に役立つ人材を輩出していること
  • 4年制大学と比べ、安い学費で高等教育を受けることが可能であること
  • 正社員・正職員での就職率が高く、自県内就職率も高いこと
  • 多くの学生が国家資格・免許を取得できること
  • 国際的に通用する「短期大学士」という学位(専門士などの称号と違う)が得られ、卒業後も多彩な分野で国際的にも活躍することが可能であること

短期大学は短い期間で単位を取得できます。充実した学習をしたいという学生にとっては最適な大学(高等教育機関)です。
現在、多くの短期大学が男女共学となっていますが、戦後、女子の教育が叫ばれ、いわゆる女学校の設立が相次いだという歴史から、 女性の学生の割合が多いことも大きな特徴です。現在では男女ともに、コミュニケーション力や社会人基礎力などの教養教育から 専門的な国家資格・免許の取得による職業教育まで、幅広くバランスよく学ぶことができ、社会人として早く、 特に地元で活躍したいという学生に向いた短期の高等教育機関です。

大学、専門学校との違い

   大学 短期大学 専門学校
組織構成 学部-学科−専攻、コース 学科-専攻、コース 学科-専攻、コース
規程法令 学校教育法 第1条 学校教育法 第1条 学校教育法 第124条
修業年限 基本4年制
医学・歯学・薬学の薬剤師
養成課程・獣医系は6年制
基本2年制
看護や理学療法など医療系は3年制
学ぶ分野や学校により
1,2,3,4年制がある
卒業時の学位 学士 短期大学士 なし
(専門士という称号)
教育の特徴 実務色より
研究色が強い
教養も知識・技術も
バランスよく学べる
職業に関わる
技術や知識を学ぶ

短期大学は、定員に応じた教員数や校地、校舎面積のほか図書館、体育館、グラウンド、実習施設などが 学校教育法第1条で定められており、充実した施設・設備内容となっています。学際的かつ実践・ 専門的な学習や実習に取り組める教育環境が4年制大学と同様に整えられています。 修学年限が2年と短いため、4年制大学と比べて学費や生活費も抑えられ、また、同法第124条で規程されている 専門学校と比べて法律上も格段に厳しい教員数、施設・設備を整えることが短期大学には求められています。 社会人になるための教養と専門能力を修得し、各種資格が取得できるという学習環境のもとに 高等教育が行われている点でメリットがあり、多くの学生が短期大学で学ぶ理由にもなっています。