【めいたん調理】 産学連携のSDGSな取り組み「里芋の親芋を使ったレシピ開発」

2024年03月12日

【めいたん調理】 産学連携のSDGSな取り組み「里芋の親芋を使ったレシピ開発」

【調理ビジネスコース】
産学連携のSDGSな取り組み「里芋の親芋を使ったレシピ開発」
 
2023年6月にJAおちいまばりさんから里芋の親芋は固く、料理が難しく敬遠されるため、大量に廃棄されている現状を、なんとかして有効活用し新たな食材に再生し市民に喜んでいただきたいとご相談があり、取り組みをはじめました。
 
メニュー開発では、以下の3つ。
①親芋なのに美味しい
②家庭でも調理できるか
③学生らしいアイデアか
 
婦人部の皆さんと2回の調理・試食会を実施し、JAおちいまばりの営農販売部部長、さいさいきて屋店長さん、加工会社である株式会社ダイイチフーズ社長などにもご意見をいただきました。
試行錯誤を繰り返し、全部で7品のメニューが完成!
 
親芋は皮が厚く、食感も悪いため廃棄率が高いので、キャリー3ケースの芋も最終的に15㎏程度のペーストになりました。白いペーストはお菓子の生地にぴったりで、見た目のマイナス要素を払拭したおいしいクッキー・プリン・団子ができました。
 
地域の産品とじっくり向き合い、扱い方を考え、新しい商品を生み出す作業はとても大変ですが、こうしてたくさんの方に召し上がっていただく機会をいただき、充実感と感謝の気持ちでいっぱいです。
 
【里芋の親芋を使ったオリジナルメニュー 全7品】
①農業祭で販売
・メープルクッキー・里芋だんご・焼きプリン・クリームコロッケ
②農業祭で試食
・ディップソース
③彩菜食堂で販売
・里芋と海老のしんじょう・和風キッシュ・里芋のハンバーグ
 
ぜひ、ご自宅でも作ってみてください。