SDGs企画【健康栄養学科】栄養士の卵たちが「SDGs」に挑戦中!地域の課題解決に取り組んでいます

2022年04月01日

SDGs企画【健康栄養学科】栄養士の卵たちが「SDGs」に挑戦中!地域の課題解決に取り組んでいます

日本では食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品、いわゆるフードロスが年間600万トンもあります。少しでも問題の改善につながればと健康栄養学科ではSDGs活動を始めました。

2021年度前期は福岡県うきは市で「規格外」となったトマトを使用しました。「基礎調理学実習」では様々なトマト料理に挑戦!これらの実習では和食・洋食のプロの料理人から料理を教わり、アレンジ法を学びました。「給食管理実習」ではトマトを大量に消費できるよう「学校給食」や「病院食」向けのレシピ開発。「食品加工学実習」では規格外トマトを使った食品加工を行うなど、各授業の中で様々な活動を行いました。

2021年度後期からは未利用魚の活用について取り組みました。未利用魚とは、水揚げしても値が付かないため廃棄されている魚のことで、漁業者の悩みの種にもなっています。未利用魚の活用については、漁業が盛んな長崎県五島市の協力を受けて取り組んでいます。「給食管理実習1」では、長崎県の郷土料理を参考に給食レシピを作成しました。五島市役所福岡事務所の職員の方々もご試食され、好評でした。

これらのSDGs活動に加えて「ゼミナール」では、学生が主体となり福岡県うきは市にて昨年夏の豪雨被害により出荷できなくなったブドウを使った「ブドウジャムプロジェクト」を立ち上げました。学生たちは「栄養士の卵」として何が出来るか真剣に向き合い、地域の課題解決に取り組んでいます。

2019/09/02以前の掲載記事については、各短大HPからご覧ください。