造形短期大学部卒業生 「第51回福岡市美術展」最高賞受賞!
2020年04月09日
造形短期大学部卒業生で芸術学部芸術表現学科3年の代住芙祐香さん(御船高校)が、「第51回福岡市美術展」で、最高賞である特別賞を受賞しました。
日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの7部門914点の応募作品の中から最高賞に選ばれた作品「4次元ポケット」は、母親と母の兄の子ども時代の写真をベースに、自分の中にある子どもの世界を描いた、横162cm×縦130cmの油彩画です。
写真を描画アプリで加工し、色や質感を変えた10枚の画像を重ねて下絵とすることで、多重露出のような構成で時間の流れを表現しました。
代住さんは、「今まで見たことない現代的な作品づくりを目指そうと、今年の3月に造形短期大学部を卒業し、芸術学部に編入しました。タイトルの『4次元ポケット』には、機械化していく便利な現代社会において子どもの純粋さが失われていないかという思いを込めました。この受賞に満足せず、より良い作品を生み出していきたいです」と語りました。