認証評価制度による
教育の質の保証

全ての短期大学は、文部科学大臣が認めた認証評価機関である「大学・短期大学基準協会」などにより認証評価を定期的に受けることが法律で義務づけられています。
認証評価では、学生の卒業時の学習成果が保証されるよう、教育内容、教員数、校地、校舎の面積や必要とされる教室、図書館の面積や蔵書数、 体育館、グラウンド、実習施設などの施設・研究設備など、あらゆる分野にわたってチェックがなされています。それにより教育の質と環境が保たれています。 認証評価は7年のうちに1回受けることが義務付けられていますが、各短期大学では毎年、独自に自己点検・評価を行っており、 日常的にPDCAサイクルを回して教育の質を高める努力を続け、時代にあった最新の教育、学習環境が保たれています。

一般財団法人 大学・短期大学基準協会とは?

文部科学大臣が認めた認証評価機関

大学・短期大学基準協会は、文部科学大臣が認めた認証評価機関です。「法的根拠を基本として、短期大学全体の学生の学習成果をより高めるのための総合的な評価機関」として設立され、アメリカの西地区学校・大学基準協会2年制高等教育機関認定委員会(ACCJC/WASC)が認定する評価と同様の高等教育の質(短期大学教育の質)を保証し、その内容の充実を図ることを目的としています。
大学・短期大学基準協会は、評価を受ける短期大学に対し、必要な施設や研究設備が整えられているかなどの教育環境をはじめ教員の研究業績、入試制度、卒業要件、授業体系、入学要件の設定と実施など細部にわたり法令に基づいて厳しいチェックを行うことによって、適格認定を得た短期大学は教育の質が保証されています。

短期大学の国際通用性とは?

大学・短期大学基準協会は、アメリカの西地区学校・大学基準協会2年制高等教育機関認定委員会(ACCJC/WASC)との国際連携協定を締結しています。 この協定に準拠した認証評価により短期大学基準協会の認証評価を受けて適格と認定された短期大学は、アメリカの大学と同等の資格があるとみなされ国際通用性が確保されています。
「国際通用性」とは、学位、学習成果、教育内容が諸外国と比較できることです。具体的には、短期大学卒業時に授与される「短期大学士」の学位は、 アメリカ合衆国の2年制大学を卒業したのと同等の学位(Associate Degree)とみなされます。 そのため、アメリカをはじめ諸外国の大学への編入学の資格ともなっているのです。